学習障害(LD/SLD)とは、知的な発達に遅れがないにもかかわらず、
「読む」「書く」「計算する」といった特定の能力を学ぶことに著しい困難がある状態を指します。
本格的な学習が始まる小学生以降に診断されることがほとんどですが、
その前段階である未就学期にも、学習の土台となる力の発達にアンバランスさが見られることがあります。
POMUきっずでは、学習障害の診断の有無にかかわらず、
お子様が小学校に入ってから学習面でつまずくことのないよう、
”学びの土台”を楽しく育むための早期支援を提供します。


これらの様子は、必ずしも学習障害に繋がるわけではありません。
しかし、小学校での学習がスムーズに始められるよう、今のうちからサポートしてあげることが、お子様の自信に繋がります。


POMUきっずの療育は、無理に文字や計算を教え込むものではありません。お子様が「学ぶって楽しい!」と感じられるような遊びや活動を通して、将来の学習に不可欠な「見る力」「聞く力」「集中する力」といった基礎能力を、一人ひとりのペースに合わせてじっくりと育てていきます。
無料の見学・体験を申し込む小学校での学習は、「先生の話を聞く」「黒板の文字を見る」「鉛筆を持って書く」といった様々な能力を同時に使う、非常に高度な活動です。POMUきっずでは、これらの活動の土台となる以下の3つの力に焦点を当てて療育を行います。

視知覚(見る力)のトレーニング
文字の形を正しく認識したり、図形を理解したりする力は、読み書きの基本です。「直写」や「視知覚トレーニング」を通して、目で見た情報を正確に脳で処理する力を養います。

聴覚(聞く力)のトレーニング
先生の指示を聞き取ったり、言葉の音を正しく理解したりする力は、すべての学習の基礎です。「音読」や「聴覚トレーニング」で、耳から入る情報に注意を向け、記憶する力を育てます。

微細運動(指先の器用さ)の発達支援
鉛筆を操作して思い通りに線を書く力は、学習意欲にも繋がります。「運動プログラム」の中で、指先を使った遊びなどを取り入れ、巧緻性(こうちせい)を高めます。

お子様が興味を持てるような教材を使い、パズルのように楽しみながら「形を認識する力」や「空間を捉える力」を養います。

「直写」「音読」「聴覚トレーニング」などを毎日の活動に組み込むことで、学習に必要な基礎能力を遊び感覚で自然に身につけていきます。

全身運動は、脳を活性化させ集中力を高めます。また、指先を使う細かな動きのトレーニングで、筆記具を扱うための土台を作ります。

「周りの子と比べて、文字や数字への興味が薄いようで心配…」
「小学校の授業に、ついていけなかったらどうしよう…」
そんな不安をお持ちかもしれません。しかし、どうかご安心ください。未就学の今だからこそできることは、たくさんあります。
私たちは、お子様を「できない」と判断するのではなく、「どうすればできるようになるか」を一緒に考え、その子に合った方法でサポートします。POMUきっずの療育を通して、学ぶことへの苦手意識ではなく、「できた!」という達成感と自信を育み、小学校生活へのスムーズな一歩を応援します。